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クラス SlListView の解説
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クラス SlListView の解説

データの内容を描画時にコールバック関数で獲得するQListView. より詳しく...  適合機種情報はこちら

#include <sllistview.h>

SlListViewに対するクラス階層図

Inheritance graph
[凡例]
SlListViewのコラボレーション図

Collaboration graph
[凡例]
すべてのメンバリスト

公開メンバ

 SlListView (QWidget *, const char *name=0)
 ~SlListView ()
virtual QString itemText (int lineNo, int column) const=0
virtual const QPixmap* itemPixmap (int lineNo, int column) const
void setAllDataNum (int)
 リストの全データ数を設定する.

virtual void newItem ()
 リストにデータをひとつ追加する. より詳しく...

virtual void deleteItem (QListViewItem *item=0)
 リストからitemというデータを削除する.

virtual void setFont (const QFont &f)
void setAutoLineStep (bool isEnable, int step=3)
 フォントを切替えたときに横スクロールバーのlineStepをstepの文字数になるようにします.


解説

データの内容を描画時にコールバック関数で獲得するQListView.

SlListViewクラスそのものでは意味をなしません。必ず派生させたクラスを作成して利用してください。

コールバック関数itemText()は必ず再定義してください。アイコンを表示させる場合はitemPixmap()も再定義してください。 またItemにはSlListViewItemクラスまたはSlCheckListItemクラスを使用してください(これらを継承したクラスでもよいです)。

データの内容、ソート順などは、派生クラスで管理する必要があります。 派生クラス側でZaurusデータマネージャ(SlZDataManagerクラス、SlZDataBaseクラス)を利用するなどして、データの管理を行ってください。

(注1)QListViewItemを継承しているので、Itemに対してsetText(),setPixmap()等できますが、描画時には無視されるので意味をなしません。

(注2)データの行番号はItemの位置から計算しているので、Itemの高さは変更しないでください。

例:SlListViewを使った例

  class KameList : public SlListView{
  public:
       KameList(QWidget *parent, const char *name=0);
       ~KameList(){};

       QString itemText(int lineNo,int column) const;
       const QPixmap* itemPixmap(int lineNo,int column) const;

  private:
       QPixmap *pm;
       QStringList names;
  };

  KameList::KameList(QWidget *parent, const char *name) 
       : SlListView(parent,name){
       // リストの初期設定
       addColumn("number");
       addColumn("name");
       // リストの内容
       names << "kameo" << "kameko" << "kametarou";
       // 全データ数の設定
       setAllDataNum(names.count());
       // 表示するアイコン
       pm = new QPixmap(Resource::loadPixmap("kame"));
  }

  // リストに表示する文字列のコールバック関数
  QString
  KameList::itemText(int lineNo,int column) const{
       switch(column){
       case 0: // 0カラム目はナンバー表示
            return QString::number(lineNo);
       case 1: // 1カラム目に名前を表示
            return names[lineNo-1];
       }
  }

  // リストに表示するアイコンのコールバック関数
  const QPixmap* 
  KameList::itemPixmap(int lineNo,int column) const{
       if(column == 1){
           // 1カラム目にアイコン表示
           return pm;
       }else{
           return 0;
       }
  }


メンバ関数の解説

void SlListView::newItem ( ) [virtual]
 

リストにデータをひとつ追加する.

ItemにSlCheckListItemクラスを用いている場合、または ItemにSlListViewItemやSlCheckListItemを継承したクラスを用いている場合は この関数を再定義して置き換えてください


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