SHARP Zaurus
ザウルスサポートステーション

◎MOREソフト版「情報ファイル」操作方法◎

1.新しいファイルを作る

各機能のデータを整理するファイルを新しく作ります。
  1. [電源]ボタンを押し、[オリジナル]、[MORE]タブ、[情報ファイル]にタッチします。


  2. にタッチし、新規情報ファイル作成画面を表示します。
  3. ファイルのタイトル名を入力し、タイトル表示の「縦書き」か「横書き」を選択します。
  4. [実行]にタッチします。これで、新しいファイルが作成されます。
    新しく作ったファイルは選択していたファイルの右に表示されます。

ファイルの位置は自由に変更できます(「7.ファイルの位置を変える」を参照してください)。


2.データをファイルに分類する

各機能でデータをファイルに分類します。
  1. 分類したいデータを各機能の1件表示画面で表示するか、またはリスト画面で選択します。
    スケジュールのカレンダー画面とアドレス帳の会社一覧リスト画面では、分類することができません。

  2. アドレス帳、スケジュール、アクションリスト、マイコンテンツ、Internetライブラリでは、画面左上の各機能名または情報ファイル名のボタンをタッチし、表示されたメニューから「ファイルに分類..」を選択し、ファイル分類画面を表示します。
    マイコンテンツでInternetライブラリ、アドレス帳、スケジュール、アクションリストのデータを表示しているときは、分類することができません。
    レポート&自由帳、インクワープロ、ワープロ、表計算のMOREソフトではにタッチし、情報ファイル選択画面を表示します。

  3. ファイル分類画面で、分類したいファイルにタッチし[登録]にタッチします。
    レポート&自由帳、インクワープロ、ワープロ、表計算のMOREソフトでは、情報ファイル選択画面で分類したいファイルにタッチします。
    新しいファイルに分類したい場合には、ファイル分類画面では[新規ファイル作成]に、情報ファイル選択画面では[新規作成]にタッチし、表示された新規ファイル作成画面でタイトルを入力して新しいファイルを作ります。

3.ファイルに分類したデータを見る

ファイルを開いて、ファイルに分類したデータを表示します。
  1. [電源]ボタンを押し、[オリジナル]、[MORE]タブ、[情報ファイル]にタッチします。
  2. 開きたいファイルに1回または2回タッチし、リスト画面を表示します。


    リスト画面


  3. リストに表示されているデータから、表示するデータに1回または2回タッチします。
  4. すると、指定したデータが1件表示画面に表示されます。



情報ファイルから、マイコンテンツの1件表示画面に切り替わったときには、「情報ファイル[戻る]」ボタンは表示しません(アドレス帳、スケジュール、アクションリストやレポート&自由帳、インクワープロ、ワープロ、表計算のMOREソフトでは、「情報ファイル[戻る]」ボタンが表示され、情報ファイルに戻ることができます)。
情報ファイルのリスト画面からアクションリストのデータを指定して1件画面にしたとき、正しく表示されないことがあります。
その場合、アクションリストの画面左上のファイル名表示にタッチして表示されたメニューから「未分類データ」ファイルを選択し、再度同様にして目的のファイルを選択し直してください。

各ファイル内で、機能ごとに絞り込んで表示するには
ファイルに入っているデータのうち、1つの機能のデータのみを表示させることができます。

  1. 情報ファイルのリスト画面で、にタッチし、表示されたメニューから、「アドレス帳」などを選択します。
  2. すると、選択した機能のデータのみが表示されます。

レポート&自由帳、インクワープロ、ワープロ、表計算のMOREソフトが実行されている場合には、このメニューに「レポート&自由帳」や「インクワープロ」、「ワープロ」、「表計算」の機能名も表示され、選択できるようになります。


4.データをファイルから除外する

情報ファイルのファイルからデータを除外します。
  1. 情報ファイルのリスト画面で、除外するデータにタッチして選択します。
  2. にタッチします。
  3. 確認メッセージで、[はい]にタッチします。

情報ファイルのファイルからデータを除外しても、データ(元データ)がなくなることはありません。同じデータが複数ファイルにあるときには、1つを除外しても他のファイルのデータはそのまま残ります。
情報ファイルに同じデータがなく、1つのみのときは、そのデータを除外すると、自動的に「未分類データ」ファイルに移動します。
「未分類データ」ファイルに入っているデータは、除外できません。


5.分類したデータを別のファイルに移動する

ファイルに入っているデータを別のファイルに移します。
  1. 移したいデータが入っているファイルに1回または2回タッチします。
  2. リスト画面で、移したいデータにしばらくタッチしていると四角い枠が表示されますので、タッチしたまま移動したいファイルまでペンを移動し離します。

同じデータが複数のファイルに分類されているとき、その1つのデータを「未分類データ」ファイルに移動すると、他のファイルに分類されている同じデータもそのファイルから除外されます。


6.分類したデータを別のファイルに複製する

ファイルに入っているデータをそのまま残して、別のファイルに複製します。
  1. 複製したいデータが入っているファイルに1回または2回タッチします。
  2. リスト画面で複製したいデータにタッチして選択します。
  3. 複製先のファイルにタッチし、にタッチします。

[機能]キーにタッチしたあと、データにタッチしたまま複製先のファイルまでペンを動かしても、データは複製できます。
「未分類データ」ファイル内のデータは複製することはできません。また、複製先を「未分類データ」ファイルにしてデータを複製することもできません。
情報ファイルでは、元データを複製することはできません。元データを複製するときは、もとの機能で行ってください。


7.ファイルの位置を変える

ファイルの置き場所を変えます。
  1. リスト画面が表示されていたら閉じます。
  2. 移動するファイルにタッチしたまましばらく待つと、ファイルの枠が表示されます。同時にファイルとファイルの間に赤色の矢印「↓」が表示されます。
  3. ペンをそのまま移動する場所までスライドさせ、ペンを離します。すると、矢印で指定した位置にファイルが移動します。

「未分類データ」ファイルは移動できません。

他の棚に移動するには
上記の手順2.で、ペンをタッチしたまま右上のにあわせると、前後の棚が表示されますので、ペン先をいったんからはずし、再びに合わせると、さらに前または次の棚が表示されますので、移動したい場所の棚を表示させ、移動したい位置でペンを離します。

ファイルが1つも置かれていない棚には移動できません。


8.ファイルを複製する

すでにあるファイルとその中のデータをまるごと複製します。
  1. 情報ファイル画面で、複製するファイルにタッチしたあと、にタッチします。
  2. 情報ファイル複製画面が表示されますので、新しいファイルのタイトルを入力し、縦書き/横書きとファイルの色を選びます。
  3. [実行]にタッチします。

情報ファイルでは、ファイル内のデータの元データを複製することはできません。元データを複製するときは、もとの機能で行ってください。
「未分類データ」ファイルの複製は作れません。


9.ファイルを削除する

ファイルを削除します。ファイルを削除すると、ファイル内のデータも削除されます。(ファイル内のデータが削除されても、元データは削除されません)
  1. 情報ファイル画面で、削除するファイルにタッチしたあと、にタッチします。
  2. 確認メッセージが表示されますので、[はい]にタッチします。

「一時保管」、「インターネット番組表」ファイルを削除すると、「一時保管」、「インターネット番組表」ファイルの中のデータだけが除外され、ファイルそのものは削除されません。
「未分類データ」ファイルそのものは削除できません。また、中のデータも除外できません。


10.ファイルのタイトル名や縦書き/横書き、色を変える

ファイルのタイトル名や縦書き/横書きの表示、色を変えます。
  1. 情報ファイル画面で、タイトル名や色を変えるファイルにタッチしたあと、にタッチします。
  2. 新しいタイトル名を入力し、縦書き/横書き、色を選びます。
  3. [実行]にタッチします。

「未分類データ」、「一時保管」、「インターネット番組表」のタイトル名は変更できません。
情報ファイルが、他のMI-310、MI-600/MI-500/MI-100シリーズやMI-10に転送された場合、ファイルのタイトルは次のように変わります。
  • この製品からMI-310やMI-600/MI-500/MI-100シリーズへ
     全角文字で書かれた横書きのタイトルは、縦書きとなります。
  • MI-310やMI-600/MI-500/MI-100シリーズからこの製品へ
     全角文字で書かれた横書きのタイトルは、縦書きとなります。
  • この製品からMI-10へ
     半角文字は全角文字に変換され、縦書きのタイトルとなります。


11.関連するデータを呼び出す(アクションプランナー)

関連語を指定してデータを抽出し、情報ファイルに登録します。
  1. 情報ファイル画面で、にタッチします。



  2. 関連語を全角10文字以内で入力します。
  3. 抽出する機能は[要]、抽出しない機能は[否]にタッチします。
    カード装着時は、抽出対象を本体か、カードのどちらかを指定します。
  4. [実行]にタッチします。
  5. すると、新規情報ファイル作成画面が表示されるので、関連語がタイトル名として表示されていることを確認し、必要であればタイトル名を変更します。
  6. タイトル名の縦書き/横書き、ファイルの色を選択します。
  7. [実行]にタッチします。すると、抽出がはじまり、抽出されたデータは情報ファイルにまとめられます。
  8. 抽出が終わると、情報ファイルの画面に抽出されたデータが入ったファイルのリストが表示されます。

シークレット機能が設定されていると、シークレットデータは抽出されません。シークレットデータを抽出したいときは、シークレットを解除してください。
各機能で絞り込みを行っていても、絞り込んだデータだけでなく、登録されている全データから抽出されます。
上記の5の操作で、指定したタイトル名と同じタイトル名のファイルがあるときは、抽出したデータが指定したファイルに追加されます。
アクションプランナーでは、複数のキーワードを[で](AND)または[か](OR)で結んで関連語として指定することができます([で][か]の使いかたは、「MI-EX1の取扱説明書(活用編)」の140ページをご覧ください)。
このMOREソフトには、レポート作成機能はありません。


12.情報ファイル単位通信をする

情報ファイルに分類されている各機能のデータをファイル単位で、他のザウルスに送信したり、他のザウルスから受信することができます。
  1. 情報ファイル画面またはリスト画面にします。
  2. [電源]ボタンをホーム画面になるまで何度か押し、ホーム画面で[オリジナル]にタッチします。
  3. オリジナル画面の「基本機能」タブ内の[光]または[ケーブル]アイコンにタッチします。
  4. すると、情報ファイルの通信画面が表示されます。
    データの送信または受信の選択、通信方式などを選択し[実行]にタッチします。

詳しくは、MI-EX1の取扱説明書の「データ交換」の章をご覧ください。

 
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