SHARP Zaurus
ザウルスサポートステーション

ダウンロードの方法



  1. MOREソフトのザウルスへのダウンロード方法、展開方法

  2. 正しく通信できない場合の対処方法

  3. ご使用条件


MI-E1にあらかじめ書き込まれているMOREソフトをいったん削除した後、パソコンからMI-E1にダウンロードすることにより、再び使用することができます。

1.MOREソフトのザウルスへのダウンロード方法、展開方法

(1)メモリーの空き容量の確認

MOREソフトはザウルスのユーザーエリア(メモリー)にダウンロードされます。なお、カードにダウンロードして使用することも可能です。

もし、必要なユーザーエリアの空き容量が無い場合は、不要なデータを削除したりメモリー整理を行うなど、予め空き容量を確保してください。
ダウンロードするために必要なメモリーの空き容量は下記の通りです。

・まず初めに 約520KB
・利用する 約70KB
・インターネット接続設定アシスト Ver2.5 約170KB
・録画予約 約120KB
・ブンコビューア 約310KB
・マンガビューア 約600KB
・アニメプレーヤー(デモ版) 約370KB
・フォトメモリー画像回転 約130KB
・もぐもぐPunch!!(ソニックパワード) ソニックパワード
・撃沈指令(ソニックパワード) ソニックパワード
・Star Escape(マイクロキャビン) マイクロキャビン
・ポスマガビューア(デモ版) 約512KB
・メール文章表示ツール(デモ版) 約296KB

【本体の空きメモリーの確認手順】
システム設定画面から[メモリー管理]にタッチ、[本体]または[カード]をタッチして確認してください。

(2)MOREソフトをパソコンからザウルスへダウンロード

ダウンロードを開始する前に、MI-E1の充電池を満充電にしておくか、ACアダプターを接続してください。
ケーブルまたは光で通信できます。
ダウンロードは、各MOREソフトフォルダ中にある、それぞれの「MORE_DL.exe」ファイルをそれぞれ別々にダブルクリックして実行し、ザウルスへダウンロードしてください。
「********.ZAC」(ファイル名はMOREソフトの種類によって違います)ファイルがダウンロードされます。
ダウンロード後、展開して実行する必要があります。

他の通信を行うパソコンソフトは予め終了または自動通信状態を解除しておいてください。これはダウンロードに使う通信ポートを開放しておく必要があるからです。
また、通信に悪影響を与える可能性がありますので、念のため、パソコンのパワーマネージメントを無効に設定してください。
また、スクリーンセーバーやウイルスチェックソフトも無効に設定することをお勧めします。

◆通信を行う場合の例
ケーブルで接続し通信を行う場合はザウルスとパソコンの通信設定は必ず両方とも同じ通信速度に設定してください。ザウルスのオプションポートとパソコンの通信ポート(USBあるいはRS-232C)をケーブルで接続します。

接続するには、下記のいずれかが必要です。
  • USB接続ケープルCE-175TU(別売のパソコン連携キットCE-PCK1に付属)
    USB接続でWindows98/2000 Professional/Meパソコンに接続します。
    (CE-PCK1に付属のCD-ROMからパソコンにUSB接続ドライバーをインストールしておく必要があります。)
  • パソコン接続ケーブルCE-170TS(別売)
    RS-232CコネクターがD-SUB9ピン以外のパソコンに接続する場合は、別途市販の変換コネクターが必要です。
  • パソコン接続ケーブルCE-155TS(別売)またはレベルコンバータCE-150TS(別売)
    オプションポート変換アダプターCE-HA15(別売)も必要です。
    RS-232CコネクターがD-SUB9ピン/D-SUB25ピン以外のパソコンに接続する場合は、別途市販の変換コネクターが必要です。
  • 光通信ポート内蔵パソコン
    マイクロソフト社の「赤外線通信ドライバー」が使用可能な光通信ポート搭載のパソコンでもMOREソフトをザウルスにダウンロードできます。
    ※Windows2000 Professional/Meでは光通信できません。

    光通信の場合は「IrDA」に設定します。パソコンに光通信ポートが内蔵されている場合は内蔵の光通信ポートをお使いください。光通信の使いかたはパソコンに付属している説明書をお読みください。

<< パソコン側の設定 >>

(3)通信ポート、通信方法、通信速度、転送先の設定を行います。

光通信の場合は通信速度は固定ですので通信速度の設定は不要です。

例:別売のパソコン連携キットCE-PCK1を使用して、USB接続ケーブル通信を行う場合。
通信ポート COM5
通信方式 ケーブル通信
通信速度 115200bps(パソコンとザウルスを同じ設定にしてください)
転送先 本体/カード
参考 USB通信でも速度の上限はRS-232C通信と同じ115200bpsです。

注) 商品購入時のデータをパソコン連携キットCE-PCK1のUSB通信でザウルスにダウンロードする場合の設定方法

例:RS-232C通信が通信ポートCOM1で使用できるパソコンの場合。
通信ポート COM1
通信方式 ケーブル通信
通信速度 115200bps(パソコンとザウルスを同じ設定にしてください)
転送先 本体/カード

ケーブル通信を行うときに選択すべきポートの確認は以下の手順で行えます。
パソコンの「コントロールパネル」を開き「システム」→「デバイスマネージャ」タブ→「ポート(COM/LPT)」を選択します。

  • 表示されたリストの中で「CE-175TU」の右横に表示されているCOMポートがUSBケーブルで通信を行うときに指定するCOMポートになります。
  • 「通信ポート」の右横に表示されているCOMポートがRS-232C通信で通信を行うときに設定するCOMポートになります。

例:内蔵の光通信ポートが通信ポートCOM4で使用できるパソコンの場合。
通信ポート COM4
通信方式 光通信(IrDA 115k)
転送先 本体/カード
参考 一般のパソコンやメビウスMN-7030などがCOM4を使用している場合が多いです。

例:内蔵の光通信ポートが通信ポートCOM5で使用できるパソコンの場合
通信ポート COM5
通信方式 光通信(IrDA 115k)
転送先 本体
参考 メビウスPC-PJ1などがCOM5を使用しています。

IrDAでの光通信にはマイクロソフト社製の「赤外線通信ドライバ」が必要です。
Windows95用のドライバはマイクロソフト社のインターネットホームページからダウンロードできます。パソコンに「赤外線通信ドライバ」がインストールされているかの確認方法はパソコンの[スタート][設定][コントロールパネル]メニューを選択し「赤外線モニター」アイコンがあることを確認します。


IrDAでの光通信では、標準的な設定の場合には通信ポートはCOM4となりますが、IrDAドライバーソフトの設定によっては、他のポートを選択しなければならない場合もあります(例:メビウスPC-PJ1ではCOM5)。選択すべきポートの確認は、パソコンの「コントロールパネル」を開き、「赤外線モニター」を実行し、「オプション」タブをクリックしたときに表示される「アプリケーションをサポートしているポート」を見ることで行えます。

パソコンに光通信ポートが標準で装備されている場合はこのポートを使用しますが、ハードウエアの設定によっては使用できない場合があります。
この場合はパソコンの取扱説明書に従って光通信ポートが使用できるように設定を変更してください(例:メビウスではWindowsの再起動を実行し、すぐに[F2]キーを押して「セットアップユーティリティ」画面にし、設定を変更します。詳しくはメビウスの取扱説明書をご覧ください)。
尚、メビウスの場合、光通信方式が「ASK」に設定されていると通信できませんので、「IrDA」に切り替えます。IrDA/ASK方式の切り替えは、上記の方法の他にメビウスの機種によってはコントロールパネルの「赤外線モード」でも行えます。



<<ザウルス側の設定>>

(4)ザウルスをパソコンリンク画面にします。

ホームインデックスキーをシステム設定画面になるまで何度か押し、[MORE管理][取る]にタッチします。
ケーブルで通信する場合は[オプションポート16]を選択してください。

(5)通信設定を行います。

接続方法と転送スピードはパソコンと同じ設定に合わせます。光通信の場合はパソコンとザウルスの光通信送受光部が互いにまっすぐに向き合うようにします。

<<通信の実行>>

(6)通信を実行します。

ザウルス側:[実行]にタッチしてください。
パソコン側:[転送]ボタンをクリックしてください。
確認のメッセージが表示されますので、「はい」ボタンをクリックしてください。パソコン画面に送信状況が表示され、通信が開始されます。

(7)MOREソフトの展開

ザウルスをMOREソフト画面にし、「********.ZAC」というファイルを展開してください。
MOREソフトの展開方法については、取扱説明書の「MOREソフト」の章をご覧ください。

MOREソフトを展開する際、「展開できませんでした メモリーが不足しています」と表示された場合は、本体またはカードのメモリー内にMOREソフトを展開するメモリーが不足していますので、ザウルス内の不要なデータを削除して、再度展開し直してください。
この際、「すでに下記のファイルが存在します上書きしますか?中止を選択すると全ての変更が破棄されます」というメッセージが出ますが、[これだけ上書き]キーにタッチして上書きしてください。なお、上書きをせず[中止]をタッチするとMOREソフトの一覧画面に ****.APLというファイルが表示されることがあります。
このファイルが表示される場合は、MOREソフトが正しく展開されていませんので、再度、MOREソフトをダウンロード、展開してください。

(8)MOREソフトの実行・停止・削除

MOREソフトの実行・停止・削除方法については、取扱説明書の「MOREソフト」の章をご覧ください。



2.正しく通信できない場合の対処方法

正しく通信できない場合は次のような問題がないか確認してください。
  • ザウルスの空きメモリーが不足していないか確認してください。
    メモリー管理画面でメモリーの空き容量を表示し確認します。
    メモリーの空き容量が少ない場合は不要なデータを削除したり、メモリー整理をして空きメモリーを増やしてください。
  • ケーブル通信の場合はザウルス側とパソコン側の通信速度が合っているか確認してください。またコネクタが正しく差し込まれているか確認してください。
  • ケーブルでの通信中にエラーが発生する場合は、通信速度を落として再度試してください。パソコンの機種によってはRS-232Cポートで使用できる最高速度が異なる場合があります。
  • 他の通信を行うパソコンソフトが通信ポートを使用していることがありますので、再度確認し、動作していれば終了または自動通信状態を解除しておいてください。
    また、パソコンのパワーマネージメントやスクリーンセーバーやウイルスチェックソフトも無効に設定してみてください。

(ご注意)
  • Windows95からWindows98にアップグレードしたパソコンでは、赤外線通信機能が正常に働かない場合があります。
    このような場合は、パソコンメーカーにお問い合わせください。

3.ご使用条件

  1. お客様は、本ソフトを単一のザウルス上で使用することができます。
  2. 本ソフトは著作権法によって保護されており、お客様のバックアップの目的以外には転載、複製することはできません。
  3. 内容には万全を期していますが、当社は一切誤りがないことを保証しません。

 
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