◎C@rd H"64 petit[CFE-01]ドライバーソフト◎
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MI-E1/L1 C@rd H"64 petit[CFE-01]ドライバーソフトをダウンロード
→ザウルスにダウンロードする
→Windows95/98/2000/Meパソコンにダウンロードする
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◆はじめに
◆ウィルコム64kbps通信の特長について
◆ご利用方法
◆接続先について
◆ご注意事項
◆よくあるお問い合わせ
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◆はじめに
C@rd H"64 petit[CFE-01]ドライバーソフトは、ザウルスにウィルコムのC@rd H"64 petit[CFE-01]/[CFE-01/TD]を装着して通信ソフトをご使用になるときに必要なMOREドライバー形式のソフトウェアです。
●ソフトウェア機能
- 通信機能内蔵64k CF型カード[CFE-01]/[CFE-01/TD]を使用したデータ通信機能を提供します。
- ドライバーソフトのバージョンは1.11です。
●動作対象機種
本ドライバーソフトは下記機器の組み合わせで動作します。
※注意事項
●本ソフトは本体メモリーにダウンロードを行い、カードメモリーにはダウンロードしないでください。
●対象機種以外に対して本ソフトをダウンロードしないでください。
●一部MOREソフトで通信機能を利用する際、別途設定が必要な場合があります。→詳しくはこちら
●通信機能内蔵64k CF型カード[CFE-01]/[CFE-01/TD]以外にザウルスにダウンロードする手段がない方は
→「ドライバーソフトをザウルスにダウンロードできません」をご覧ください。
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◆ウィルコム64kbps通信の特長について
ウィルコムが提供する64kbps通信サービスは、PIAFS2.1/2.2版を使用した64kbpsデータ通信サービスです。
その特長は通信中に回線の混み具合に応じて動的に通信速度を変更できることであり、ベストエフォート(可変)型と呼ばれます。回線が混んでいる場合は32kbpsであっても回線が空いてくれば64kbpsに速度がアップします。また移動中であっても通信速度が変更されるため、移動先に回線容量の空きが少ない場合でも、通信が中断されず切れにくく安定した通信が可能です。
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◆ご利用方法
●ドライバーを組み込む
ダウンロードした『C@rd H"64 petit[CFE-01]ドライバーソフト』を本体機能に組み込んで使用できる状態にするには、次のようにします。
- MOREインデックス画面で[MORE管理]を選択し、MORE一覧画面を表示させます。
- ダウンロードしたファイル『ZCHUV100.ZAC』を選択し、[展開]ボタンにタッチしてください。
→ザウルスに直接ダウンロードした場合のファイル名は、特定できません。『*******.ZAC』
- 展開すると『C@rd H"64 petit[CFE-01]ドライバー』と『CFE-01電波状態確認Ver1.0』が表示されます。
- 『C@rd H"64 petit[CFE-01]ドライバー』にタッチして選択し、[組込み]にタッチします。
『C@rd H"64 petit[CFE-01]ドライバー』の文字が太字に変わります。
※『CFE-01電波状態確認』MOREソフトについては、(電波状態を確認する)をご覧ください。
以降、このMOREソフトは本体機能に組み込まれ、動作します。
●データ通信を行うには
まず、「接続機器」の設定を行います。
ここではホームインデックス画面で設定する場合を例に説明します。
メールやインターネットの初期画面でも同様の操作で設定を行うことができます。
- C@rd H"64 petit[CFE-01]/[CFE-01/TD]をザウルスのコンパクトカードスロットに取り付けます。
→カードが入っていないとドライバーを選択できません!!
- ホームインデックス画面で、「機器」の右側のプルダウンメニューにタッチし、一覧から [接続機器設定...]を選択し、接続機器追加/修正/削除画面を表示します。
- [新規作成]にタッチし、接続機器登録/修正画面を表示します。
- 下記項目を設定します。
接続機器名 |
任意。→新規作成の場合は(名称未設定)になっています |
ポート |
プルダウンメニューから「カード」を選択します。 |
アダプター |
プルダウンメニューから「C@rd H"64 petit[CFE-01]」を選択します。 |
転送スピード |
64kbps PIAFS または 32kbps PIAFS →接続先について |
初期化文字列 |
標準設定 |
- [登録]にタッチして、接続機器情報を登録し、一覧で登録した接続機器名にタッチしてホームインデックス画面に戻ります(「機器」の欄に登録した接続機器名が表示されていることを確認します)。
以降、接続先を設定し(→接続先について)、ザウルスの取扱説明書を参考にしてデータ通信を行ってください。
●電波状態を確認する
通信を行う前に、電波状況が良好であることを確認します。
- C@rd H"64 petit[CFE-01]/[CFE-01/TD]をザウルスのコンパクトカードス
ロットに取り付けます。
- 『ドライバーを組み込む』で展開された『CFE-01電波状態確認』MOREソフトを実行します。
- 安定してご使用いただくために、カードのアンテナランプが「緑」で点灯していることを確認します。
それ以外の場合は、「緑」が点灯する場所に移動してください。
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◆接続先について
●接続できる相手先
接続先はPIAFS対応アクセスポイントのみです(PTE経由で接続する場合を除く)。
32kbpsに設定した場合は、従来のPIAFSアクセスポイントに接続できます。
64kbpsに設定した場合は、PIAFS 2.1/ 2.2版をサポートしているアクセスポイントしか接続できません。
接続先がどのようなプロトコルをサポートしているかは、接続しようとするプロバイダーに確認してください。
一般的な通信プロトコル種別を以下に示します。
プロトコル名称 |
接続性 |
説明 |
PIAFS もしくは PIAFS 1.0版 |
○ |
32kbps PIAFS NTTドコモとウィルコムで共通です。 32kbpsに設定すると接続できます。 |
PIAFS 2.0版 |
× |
64kbps PIAFS NTTドコモが提供する64kbpsサービスです。 接続できません。 |
PIAFS 2.1版 PIAFS 2.2版 |
○ |
64kbps PIAFS ウィルコムが提供する64kbpsサービスです。 |
同期PPP |
○ |
ISDN用アクセスポイントです。 PTE経由で接続できます。→PTE経由で接続する |
※ |
CFE-01/TDの場合は、登録した3つの電話番号(アクセスポイント)のみ使用可能です。 登録の際、必ずPIAFS対応アクセスポイントを登録してください。 なお、接続する電話番号(アクセスポイント)の変更につきましてはウィルコムにお問い合わせください。
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●PTE経由で接続する
接続しようとするアクセスポイントが、PIAFS 2.1版をサポートしていなくても同期PPPをサポートしていれば、ウィルコムが提供するPTE(Protocol Transfer Equipment)を経由して接続できます。 次のどちらかの方法で接続してください。
- 電話番号に 1695##4* を追加する
接続先の電話番号の先頭に 1695##4* を追加します。(*は必須です)
→本方法を使用すれば、接続先ごとにPTE経由か経由しないのかを設定することができます。
【例】
アクセスポイントの電話番号が03-XXXX-XXXXの場合、「1695##4*03-XXXX-XXXX」と設定します。
- 接続機器登録/修正画面のPHS経由先設定を使用する
- 上記の『データ通信を行うには』で登録した接続機器情報の接続機器登録/修正画面を表示します。
- 「PHS経由先」の欄の[設定]にタッチします。
- 「経由先名」は任意、「経由先番号」に 1695##4 を入力し、[設定]にタッチします。
【設定例】
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経由先名 |
経由先番号 |
経由先A |
ウィルコム PTE |
1695##4 |
経由先B |
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経由先C |
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- 「PHS経由先」の欄の[要]にタッチしたあと、[A]が選択されているとを確認します。
- [登録]にタッチします。
●SST(Sharp Space Town)に接続する
2001年6月現在、SST(Sharp Space Town)では、東京と大阪のPIAFS対応アクセスポイントがPIAFS2.1版をサポートしており、64kbpsで接続できます。それ以外のPIAFS対応アクセスポイントでは64kbpsでの接続はまだできませんので、通信速度を32kbpsに設定して32kbpsで接続してください。
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◆ご注意事項
- 本ソフトは本体メモリーにダウンロードを行い、カードメモリーにはダウンロードしないでください。
- 対象機種以外に対して本ソフトをダウンロードしないでください。
- 一部MOREソフトで通信機能を利用する際、別途設定が必要な場合があります。→詳しくはこちら
- 『CFE-01電波状態確認』MOREソフトについて
- 安定してご使用いただくために、カードのアンテナランプが「緑」の場所でご使用ください。
(本ソフトで確認したアンテナランプの状態は、通信中のアンテナランプの状態と異なることがあります。)
- 回線が混雑していると、使用できないことあります。しばらくしてからもう一度接続してみてください。
- 本ソフトはカードに電源を供給し、アンテナランプを点灯状態にします。
この状態では通常使用時(非通信時)に比べると電池を多く消費しますので、必要の無いときは本ソフトを終了させてください。また本ソフト実行中は、オートパワーオフ機能は働きません。
- 【PDFファイルについて】
パソコンでダウンロード用のファイル内「C@rd H"64 petit[CFE-01]ドライバーソフト 説明書」はPDFファイルになっています。PDFファイルを表示、閲覧、印刷するためにはAdobe Acrobat ReaderV4.0が必要です。Adobe Acrobat Readerはアドビシステムズ社のサイトで入手することが可能です(※Adobe Acrobatは、Adobe Systems Incorporated(アドビシステムズ社)の商標です)。
- CFE-01に関しての詳細は、「通信機能内蔵64k CF型カード[CFE-01]」に同梱されている取扱説明書をご覧ください。
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◆よくあるお問い合わせ
Q. |
ドライバーソフトをザウルスにダウンロードできません |
A. |
通信機能内蔵64k CF型カード[CFE-01]/[CFE-01/TD]以外にザウルスにダウンロードする手段がない場合は、接続機器を『モデムカード[TDK_DF56CF]』に設定することにより、インターネットに接続することができます。
接続機器の設定は、以下の方法で行ってください。
ここではホームインデックス画面で設定する場合を例に説明します。
メールやインターネットの初期画面でも同様の操作で設定を行うことができます。
- ホームインデックス画面で、「機器」の右側のプルダウンメニューにタッチし、
一覧から『モデムカード[TDK_DF56CF]』を選択します。
以降、接続先を設定し(→接続先について)、ザウルスの取扱説明書を参考にしてデータ通信を行ってください。
インターネットに接続できましたら、『C@rd H"64 petit[CFE-01]ドライバーソフト』をザウルスにダウンロードしてください。→ご利用方法
●なお、ダウンロード後は、必ず『C@rd H"64 petit[CFE-01]ドライバー』をご使用し、データ通信を行ってください。
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Q. |
ドライバーソフトを正しく組み込めません |
A. |
以下の原因が予想されます
- カード側にダウンロードしている
ドライバーソフトは本体側にダウンロードし、組み込む必要があります。本体側に再度ダウンロードしてください。 カード側にダウンロードしたソフトは削除してください。
- 動作対象機種ではない
MI-E1/MI-L1以外の機種の場合、組み込めない仕様になっております。
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Q. |
プロバイダに接続できません |
A. |
以下の原因が予想されます
- 接続先が誤っている
アナログ回線や同期PPPをサポートしていないISDN回線には接続できません。 PIAFS対応アクセスポイントに設定してください。 →接続先について
※CFE-01/TDをご使用の場合
契約時に登録した3つの電話番号(アクセスポイント)しか使用できません。
もう一度、接続先をご確認ください。
- プロバイダが64kbpsをサポートしていない
64kbps接続の場合は、接続先がPIAFS2.1版をサポートしているかどうか確認してください。
サポートされていない場合は32kbpsで接続してください。 →接続先について
- 電波状況が良好でない
『CFE-01電波状態確認』MOREソフトを実行し、電波状況が良好な場所に移動して再度接続してください。『CFE-01電波状態確認』MOREソフトの使い方については →電波状態を確認する
- 接続先がビジーもしくは無線回線が空いていない
発信場所もしくは時間帯を変えて接続してみてください。
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Q. |
分計発信をしたいのですが? |
A. |
接続先の電話番号の末尾に ##4,01を追加します(##4は64kbps通信を意味します。32Kbpsの場合は##3です)。
→本方法を使用すれば、接続先ごとに分計機能を使用するのかしないのかを設定することができます。 【例】アクセスポイントの電話番号が03-XXXX-XXXXの場合、「03-XXXX-XXXX##4,01」と設定します。
注)分計サービスをご利用になるには、別途ウィルコムに申込みが必要です(有料)。
分計サービスについては→こちら
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Q. |
PRINに接続するには? |
A. |
下記設定を行ってください。
【接続先設定】 |
設定内容 |
備考 |
電話番号 |
0570570011##4 |
全国一律 |
コネクションID |
prin |
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コネクションパスワード |
prin |
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ネームサーバ |
1:210.196.3.183 2:210.141.112.163 |
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※ |
CFE-01/TDをご使用の場合
PRINの電話番号を登録する必要があります。 登録されていない場合は使用できませんのでご注意ください。 なお、接続する電話番号(アクセスポイント)の変更につきましてはウィルコムにお問い合わせください。 |
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Q. |
任意のATコマンドを設定できますか? |
A. |
接続機器の設定で「初期化文字列」に任意のATコマンドを設定できます。 発行のタイミングは[ザウルス初期化コマンド]→[初期化文字列]→[ダイヤルコマンド]になります。
【例/発信者番号通知をしないようにする】
- 『データ通信を行うには』で登録した接続機器情報の接続機器登録/修正画面を表示します。
- 「初期化文字列」の欄の[変更]にタッチしたあと、[設定]にタッチします。
- 「初期化文字列」にAT#A0を入力し、[設定]にタッチします。
- [登録]にタッチします。
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Q. |
ドライバーソフトもしくはMOREソフトを誤って削除してしまった!! |
A. |
どちらかのソフトウェアを誤って削除してしまった場合、ソフトウェアを再度ザウルスにダウンロードし、展開を行って下さい(→ドライバーを組み込む)。
[展開]をタッチすると「すでに下記のMOREソフトが存在しますので。上書きインストールしますか?」のアラートが表示されますので、[全て上書き]にタッチしてください。
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